事業内容
株式会社未来化研販売(以下、当社略)の事業内容についてご説明させて頂きます。
当社では現在、「放射能汚染対策事業」を主として事業を行なっております。
「放射能汚染対策事業」では、東日本大震災より問題となっている放射性物質の除染と汚染廃棄物処理の問題に対して新たな技術の開発・研究・販売に取り組んでおります。
今後も、当社では柔軟な発想と高い技術力で進化を続け、それぞれの事業分野で新し価値を創造し続けます。
放射能汚染対策の現状
現在、おもに行われている水洗による除染では、放射性物質を押し流し、移動させるだけです。
したがってその汚染された排水が河川や海に流出し、さらに汚染地域を拡大させています。
また、剥ぎ取りによる施工は粉塵により放射性物質を飛散させる可能性があります。
現在の科学技術では、放射性物質は人為的に消滅させることは不可能で、時間の経過による半減期(セシウム137で30年)を待つしか消滅や低減させることはできません。
汚染の現状に対する新たな取り組み
現在、主流となっている除染方法には、様々な問題が内包されています。
そこで除染ではなく、屋内で放射線にさらされないための新しい遮蔽剤を開発しました。
今回、開発に成功した遮蔽剤は、塗剤として外壁にまたは内装のクロス糊剤として使用することによって屋内での被爆を軽減することができる新しい放射線遮蔽システムです。
放射性物質による汚染被害・悪影響を除去する取り組みを推進してまいります。
放射線を低減する新開発の遮蔽材
時間の経過とともに放射性物質がより強固に付着していく性質があり、今後はさらに水洗いでは線量が落ちにくくなっていきます。
このため今後の主流は、除染よりもいかに放射線被爆から身を守るかが課題となっております。
本事業企画における遮蔽剤の開発にあたっては、人々が長時間過ごす「建屋内」での被爆を軽減しようと考え出したものです。